私たちが運営理念にこの言葉を掲げる理由——
それは、こども園で過ごす“今”が、子どもたちの未来につながる大切な時間だと考えているからです。
子どもたちが小さな手で触れる初めての体験、遊びの中で広がる想像力、そして「やってみたい!」という挑戦の気持ち。
そのすべてが、子どもたちの未来を形づくる大切な一歩です。
時には失敗しながらも、「できるようになりたい!」という気持ちを原動力に、夢中で取り組む。
できなかったことが、できるようになる。
そうした経験を重ねることで、自信を育み、自らの可能性を広げていきます。
だからこそ、私たちは子ども一人ひとりがのびのびと成長できるよう寄り添い、
すべての子どもが自分らしく、夢を持てる環境をつくります。
また、この思いに共感し、ここで子どもたちの育ちを支える職員にも、それぞれの夢があります。
私たちは、子どもたちのために最善の保育環境を整えるだけでなく、職員一人ひとりが安心して力を発揮できる職場環境を築き、
共に成長できるこども園を目指して日々改善を重ねてまいります。
みんなの未来のために、今、ここでできることを。
私たちは、一人ひとりの“小さな夢”を大切に育み、笑顔あふれる未来を創っていきます。
令和2年4月に園の設立50周年を迎えるにあたり、園の象徴となるロゴマークを作成しました。(認定こども園への移行に伴い、令和4年4月に園名部分のみ変更。)デザインは「月」をモチーフに、園周辺の恵まれた「自然」や伸びゆく「成長」のイメージにつながる緑を用い、明るく親しみの感じられる色づかいにしました。モチーフは年長のクラス名に由来します。園の設立以来50年間、ずっと「つきぐみ」だった年長クラス。当園の子どもたちはみんな「つきぐみ」になって卒園していきました。園がこれまで歩んできた歴史を振り返るとともに、月が持つその姿から私たちの“保育観のシンボル”としてモチーフに採用しました。
様々な可能性を秘めた子どもたちを輝く存在と受け止め、その育ちを支える。そして今度は輝き放つ子どもたちに私たち大人が照らされて成長する。園で受け継がれてきた保育の日常を月の姿に重ねました。小さな黄色の月は子どもたち。それを包み込むような大きな月は子どもを支える大人―――保護者と保育者を表し、両者が持つ「子どもへの思い」「未来への思い」を共に重ねていく様子を緑と黄緑の二色で表現しています。黄色い月の上にある芽は未来。「子どもの未来」だけをイメージしているのではありません。一つの円の中で様々な月がお互いを照らし合うように、園で関わる一人ひとりがお互いを大切にしていくことで園を活性化し、それを地域の活性につなげ、「明るい未来」につなげていくという願いが込められています。